チャイニーズレストランシンドローム

はてなmixiの日記のように書きやすいですね。Twitterに移行してから何個かブログを持ちましたが複雑で続けられなかったのでこれはありがたいです。

 

学生の頃に食品衛生学の講義で「中華料理店症候群(チャイニーズレストランシンドローム)」という症候群を習いました。

 

使用していた教科書は

講談社サイエンティフィク

食品衛生学 食べ物と健康 第3版」

です。

現在は重版されていないようです。

 

たまたま美味しんぼのハチミツの話を思い出して検索していたらまとめサイトに辿り着き、科学的論議がされている症候群であると書いてありました。

 

学生時代に正しいものであると習ったものが後に根拠の無いものであると知ったのはこれで2回目です。

1つ目は「乳頭混乱」です。うっ。

これに関して思うことはまたそのうち書きます。うっ。

 

 

Wikipediaの「中華料理店症候群」ページによると


1960年代に中華料理を食べた少数のアメリカ人が食後に炎症を覚え、眠気、顔面の紅潮、掻痒感、頭痛、体の痺れそして軽度の背中の無感覚などの症状が見られた。これらの症状の大部分は悪化することはなく、しばらくすると消失するというものである。この症状は間もなく「中華料理店症候群」という呼び名がつけられた。

一方「グルタミン酸ナトリウム症候群」という呼び名は、グルタミン酸ナトリウム(MSG)がアメリカの中華料理でよく使用されることに起源を持つ。MSGは広く使用される調味料で、あらゆる家庭料理や料理店での調理やレシピで広く利用されている。

 

 科学的論議では。

 

科学的検証の結果は中華料理店症候群は一つの原因によるというよりは、食事後に起こる様々な病的症状につけられた呼称であり、症状の原因は事例ごとに異なっていると考えられる

 

はえー。

で、教科書や教授から話を聞いた時は「先生も教科書にも書いてあるし、チャイニーズレストランシンドロームは根拠のある症候群である。テストに出たら書かないといけないから覚えとこ♪」と納得してました。

 

こういう話を聞くと「うま味調味料を口に入れたくない」となりそうですが、別の講義で昆布だしの美味しさの正体がグルタミン酸だと発見した過程を聞いて「美味しそうだな😋」と感じたので、うま味調味料を嫌いになることはありませんでした。

 

自宅でもアジシオをウィックのガラス容器に入れて使っています。

 

出汁も基本は味の素の昆布だしです。

現在は炊き込みごはん用にかった昆布が余ってるので昆布から出汁を取っています。