読んだ本「豆の上で眠る」

2018年に母が読みなよと貸してくれてた湊かなえさんの「豆の上で眠る」をようやく読みました。

 

豆と言えば喫茶店というイメージがあるので、主人公のバイト先と合っているなあとトンチンカンなことを考えました。

 

感想は真実に救いがある訳では無いというのは古今東西よくある事だなあと感じました。

 

救いがあるかどうかは別として真実や事実を隠して消してもいけない。知るべき時に知る事ができるようにしておかないといけないのかもしれない。

 

ほんものとは、私にとってのほんものは多分目の前にあるものがほんもので他のものは少し疑って見てるというものかもしれません。

 

ほんものでなくてもあーそうかと。

 

ただ主人公はまだ若いので真実を知らされても混乱してどうして良いのか分からないのは理解できます。賢そうにしてても結局は大学生ですもの。勉強できる出来ないや自立してるの話とは別に。

 

そういえば「なっちゃん」こいつはあー困った子だろうなと思ってたら思い通り優秀でもなんでもない子でしたね。

なんだから子供時代をたくさん思い出してムズムズする作品でした。

 

梅雨のジトジトしたこの時期にピッタリでした。